■ 修復は“流れ”を読む。
あるときは直線、あるときは緩やかな曲線を描く…下絵の無い修復で大切なことは彫り手のベクトルつまり“流れ”を読み、それに沿った修理を行うことです。波や雲・生き物などの自然なものにはもともと無理な動きがありません。ごく自然な“流れ”を乱さずに欠損部分を継ぎ、失われた部分を削り出すことが修復の大切なところだと考えています。
■ “祥雲の”彫刻
まるで人間のように個性があり、種類があり・・・まっすぐで狂わない材料がもちろん最上ですが、木にはそれぞれの個性があります。“流れ”を乱さず、木の持つ表現力を最大に引き出し、百年先でも色あせない力強い彫刻を彫りだします。
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山車の形や地域性に合わせた彫刻をご提案します。10年以上天然させた木材を豊富に保管しています。材料置き場にもぜひ一度遊びにきてください。