
祥雲の製品・伝統技法の展示会「祥雲展」についてご紹介します。手仕事の”現場感”を少しでも伝えたいという目的で「伝統技法に”触れる”二日間」をテーマにしました。
場所は静岡県磐田市中泉の西町公会堂をまるごと貸していただきました。本当にありがとうございました。

準備は前日から始まります。この素敵な入口看板、なんと西町の皆さんが用意して下さったものです!まさに祭人の粋・神髄です。そして虹!なんだかいいことありそうです。

いよいよ当日。予想をはるかに超え朝から大賑わい。会場がいっぱいになるほど多くの方にお越しいただきました。遠くは埼玉県から大所帯でみえてくださいました。
こうなってしまうと、祥雲従業員だけでは説明しきれません。西町の皆さんや展示品をお借りした方々の力を借りて対応しました。感謝です。

このように、錺金具・漆・彫刻の見本を展示しました。一部は直接触ることもできます。漆のしっとりとした手触りと何とも言えない匂いを感じられるコーナーです。

なんと!愛知県知多半島からは壇箱と力神の一式をお借り・展示することができました。下半田南組さまより、山車の”顔”と言える彫刻をお借りできたことは大変貴重な機会となりました。

袋井の二輪屋台に取り付く脇障子の彫刻「三国志」より阿斗(劉禅)と趙雲。祥南車さまよりお借りしました。祥雲作の彫刻です。

壁には刺繍幕も展示。磐田市中泉、高栄社の刺繍幕「黄芭旦図」つまりオウムです。この見送り幕はオンリーワンの存在だと思います。祥雲作

二日間で実に600人の方々にご来場いただきました。写真では混雑しているように見えますが、ピーク時はもっとぎゅうぎゅうパンパンでした。

会場にはこんなものまで、漆塗りのプラモデルです。左端に見えるのは通常のRX-78です。実は、漆にホワイトがありません。漆本来が茶褐色だからというのが理由で、純白の顔料を入れてもベージュがかった色に仕上がります。”連邦の白いモビルスーツ”は”連邦のベージュっぽいモビルスーツ”になりますのでご了承ください。

遠方にも関わらず川越から足を運んで頂きました。今回インターネットでお知らせさせて頂いたのですが、兵庫・愛知・埼玉など本当に遠方から祥雲展のために足を運んでくださった方々がいて、もう泣きそうです。

公会堂の外では山車の特別展示。今日のために全面協力を頂いた西町のみなさんに感謝!竹の柵も手作りです。

子どもを中心としたお囃子の披露。遠方からのお客さんの中には自分たちのお囃子との違いを楽しんでいる方もいました。

日頃のお仕事で出た端材を集めておいて木であそぼうコーナーを作りました。端材でも天然乾燥10年以上の良材。マグロでいえばトロの部分ばかりです。

会場の活気・熱気を少しでも感じて頂けたら幸いです。
■ 次の祥雲展は、ぜひ川越で!
愛知・静岡と開催してきた祥雲展。次はぜひ川越で開催できるよう、日々努力していきたいと思います。その節はどうぞよろしくお願いいたします。
【展示にご協力いただいた皆様】
大泉 「呂洞賓」見送幕(静岡県磐田市)
川井中町 「波千鳥」「獅子・獏」彫刻(静岡県袋井市)
高栄社 「黄芭旦」見送幕(静岡県磐田市)
瀬木区 「台輪波彫」彫刻(愛知県常滑市)
西町 「鑾留閣の山車」「松に鷹」「昇龍(鯉の滝登り)」(静岡県磐田市)
堀越下 「三国志」脇障子彫刻(静岡県袋井市)
上半田北組 「鷺」彫刻(愛知県半田市)
下半田南組 「壇箱」「力神」「兜金」(愛知県半田市)※五十音順
