大切なものを修理する仕事
山車・神輿・社寺建築は、長い時間を経て日本人の精神性が洗練され形になったものです。長く修理しながら使い続けることを前提に作られたそれらは、確かな素材と技術で作られ、百年、二百年と大切に残されてきました。だからこそ修理が必要になった時、技術者は高い技術で応じなければなりません。それは、お客さまにとって大切な宝であること、そして作った人にとっても大切なものだからです。
山車は工芸技術の集合体であり、それぞれの分野の技術で成り立っています。 修理の折、制作した職人の素晴らしい手仕事に驚かされることが少なくありません。現在では入手できない原材料であったり、解明できない調合であったり、込められた手間と技術に頭が下がること多々あります。

ただ、それらの素晴らしい仕事は、正しく理解し後世に伝えていかなければ、この世から消えてしまう危うさを持っています。
もともと漆塗りだったものをウレタン塗装に変更したり、水銀めっきの貴重な被膜を削ってしまったり、薬品を使って洗浄してしまった彫刻など。正しい知識・判断がなかったために取り返しのつかない状態となってしまった事例は数多くあります。
大切なものが持つ魅力は、正しい知識に基づいた伝統技法によって初めて後世に残すことができると思います。私たちは修理を通して、皆さんの山車をいつまでも郷土自慢の「大切なもの」として後世に伝えられていくよう、日々精進して修理に向き合ってまいります。
所属団体
- 祭屋台等製作修理技術者会 認定技術者
- 日本伝統建築技術保存協会
- 川越市文化財保護協会
- 静岡県文化財保存協会
- 静岡県民族建築技術協会
- 静岡文化芸術大学 非常勤講師
祥雲
| 設立年月日 | 平成17年5月9日 |
| 資本金 | 3,000,000円 |
| 代表者 | 山梨由博 |
| 本社住所 | 静岡市駿河区八幡3-18-20 |
