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祥雲

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お祭りの道具「采配:さいはい」 制作うけたまわり中!

お祭りの運行責任者さんなどが持つ采配を制作、天然木・織物・和紙など素材はさまざま!、ご要望に応じて制作いたします|かつては戦場で軍配と同じように指揮を執るために振るわれた物で、柄の先端に紙・布・皮・毛などが取り付けられています。欅の柄、金織布の采(幣)を素材として、木部には漆を摺り仕上げとしています。落ち着きの中にも華やかさのある色の組み合わせとなっています。欅も天然乾燥10年以上の木目の積んだものから選び、なるべく反らない、割れないような素材を選定しています。上の写真のものは、通常の采配よりも柄が長く60センチほどもあります。これには理由があって、運行役の背中に差しておくことが多いため、通常サイズの柄だとちょっと短いのだそうです。この長さだとちょうど采(幣)が方の上あたりにくるので、つまりは格好が良いということです。
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小笠町嶺田(現:菊川市)嶺田神社祭礼

静岡県小笠郡小笠町嶺田(現:菊川市)に伝承される嶺田祭には一本万度柱型とよばれる他に類を見ないような華やかな山車が曳き廻されています。花屋台ともよばれるその姿は二輪外輪式で、腰板・斗組の上に高欄が回されます、そして最大の特徴が中心に立つ一本万度柱と、それを飾り付ける竹についた無数の紙花。毎年毎年町内で作り、一日目で使ったものは2日目には使わないそうです。軽妙なお囃子と共に一本万度柱を強烈に振りたくるのが祭りの見どころで、そんなに振って大丈夫なのかと我々としては山車を労わる側の気持ちになってしまいます。祥雲では中嶺田の山車の彫刻・錺金具を一手に引き受けさせて頂きました。特に背面の力神彫刻は、材料からしてもかなりの化け物級です・背割りもなく芯去り無垢のかたまりから彫り出された力作です。
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新造天幕「鸚哥(インコ)窓景図」仕上がりました

磐田市中泉の祭り(府八幡宮例大祭)に曳き出される山車「高栄社の山車」天幕が完成。先だって完成した「黄芭丹(きばたん)図」に続き、「鸚哥(いんこ)窓景図」として彩取りのにぎやかな幕が完成しました。
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静岡浅間通り常夜燈 ~保存と修復~ 完結編

天保13年(1842)に「再建」されたという静岡のおまちの中心にある「中町秋葉山常夜燈」を65年ぶりに修理しています。ブログでは解体のようすからはじまり、石段の内部の秘密・静岡大火かそれとも第二次世界大戦の戦火の痕か!修理をすすめるいちに色々な事が判明して参ります。家康さまのお膝元にある常夜燈の由緒ある歴史を紐解いていきます。江戸時代にはやった秋葉講の名残。防災のシンボルであった常夜燈は、今日までとても大切に守られてきました。
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静岡浅間通り常夜燈 ~保存と修復~ 第二回

天保13年(1842)に「再建」されたという静岡のおまちの中心にある「中町秋葉山常夜燈」を65年ぶりに修理しています。ブログでは解体のようすからはじまり、石段の内部の秘密・静岡大火かそれとも第二次世界大戦の戦火の痕か!修理をすすめるいちに色々な事が判明して参ります。家康さまのお膝元にある常夜燈の由緒ある歴史を紐解いていきます。江戸時代にはやった秋葉講の名残。防災のシンボルであった常夜燈は、今日までとても大切に守られてきました。
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静岡浅間通り常夜燈 ~保存と修復~

天保13年(1842)に「再建」されたという静岡のおまちの中心にある「中町秋葉山常夜燈」を65年ぶりに修理しています。ブログでは解体のようすからはじまり、石段の内部の秘密・静岡大火かそれとも第二次世界大戦の戦火の痕か!修理をすすめるいちに色々な事が判明して参ります。家康さまのお膝元にある常夜燈の由緒ある歴史を紐解いていきます。江戸時代にはやった秋葉講の名残。防災のシンボルであった常夜燈は、今日までとても大切に守られてきました。